祖母に問う

ぼんやり夢うつつの状態で、おそらく夢の中なのか、100歳で亡くなった祖母と話をした。

 

その祖母は若く60前後だろうか?とても綺麗でニコニコしてわたしを見ている。

 

おばあちゃんと言うと、私の名前を呼び返してくれた。傍らには大好きだったワンコのプーちゃんもいた。

 

私…なんかうまくいかないし、世の中もいろいろと不安ばかりで…と言うと笑いながら大丈夫と、このままで問題無いと言われた。

 

ふっと考えたら、祖母は大正生まれで戦争も経験して、モノもお金もない時代を生きた人であったから、私の悩みなど恥ずかしくなったが、言葉少なくにこう話をしてくれた。

 

昔はそう強さが必要だった!生きる上で必要な肉体的な強さと精神的な強さの両方が…。

でも今は時代が大きく変わってきていて、その強さとは違う強さが必要だと。それは自分を認める強さだと。気の強さではなく、全面的にどんな自分でも認める強さだと。

 

言葉は違ったかもしれないが、ニュアンス的にはこうだったと思う。そう言っていなくなってしまった。

 

これを書いている間も、どんどん忘れていくと言うのか記憶が薄れてしまう。

 

余韻を噛みしめ…考えてみる。

すごくしっくりくる。

 

ダメでも、アホでも、イマイチでも、それはそれでいいから、自分をキチンと認めなさいと言われている様で、何とも不思議な時間でした。

 

ありがとう!おばあちゃん。